税金ワンポイント

税務に関するニュースの中でも、注目度の高いトピックスを取り上げ紹介していく税金ワンポイント。主要な改正情報はもちろん、税務上、判断に迷いやすい税金実務のポイントを毎週お届けします。速報性の高い、タイムリーな情報を皆様の実務にお役立てください。

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国税等の滞納者である事業者の財産を公売等の強制換価手続により売却する場合、滞納者から買受人へ資産の譲渡等が行われることになるため、消費税法上は、滞納者がインボイス発行事業者である場合はインボイスを交付し、買受人がそのインボイスを保存することで、買受人は仕入税額控除が可能ということになる。しかし、実務においては、強制換価手続は滞納者の意思にかかわらず強制的に行われるものであり、買受人が滞納者からインボイス...
2023年10月からインボイス制度が開始されるが、ETCクレジットカードを利用した場合のインボイス対応について、実務での取り扱いについて不安の声が上がっていたところであるが、国税庁は9月15日に「お問合せの多いご質問」の追加問「問④(16頁)」(注1)で取り扱い方法を示した。それによれば、クレジット会社がカード利用者に交付するクレジット...
令和5年8月以降に決算期を迎える医療法人から、これまでの事業報告書等とは別に、毎年、会計年度終了後、原則として3ヶ月以内に都道府県へ病院・診療所ごとの経営情報等を報告することになった。(注1)この経営情報等の報告は、令和5年5月19日に公布された全世代対応型の持続可能な社会保障制度を構築するための健康保険法等の一部を改正する法律により、...
国税庁では、税務署における内部事務の効率化や納税者の利便性向上等を目的として、令和3年7月から、一部の税務署を対象に複数の税務署の内部事務を専担部署(業務センター)で集約処理する「内部事務のセンター化」を実施している。令和5年7月10日以降に新たにセンター化の対象となる税務署が増えたことから、改めてホームページ上で告知をしている。(注1...
国税庁は、令和5年8月10日に「消費税法基本通達の一部改正等について(法令解釈通達)」を公表した。10月から適格請求書等保存方式(いわゆるインボイス方式)が開始されるのに伴い、所要の整備を図るものとされている。この法令解釈通達による改正後の取扱いは、令和5年10月1日から適用される。改正通達では、インボイス制度開始前である現在、法令解釈として示されている次の法令解釈通達は廃...
8月21日、国税庁はホームページ上に、次の3つを公表した。その概要について解説する。制度開始に向けて特にご留意いただきたい事項(注1)10月1日から適格請求書発行事業者になるためには、9月30日までに登録申請を行う必要があるが、その詳細なタイムリミットが掲載...
2023年8月8日、国税庁は令和5年6月16日から令和5年7月18日まで募集した「特定個人情報保護評価書(全項目評価書)(案)」について意見募集の結果を公表した。(注1)特定個人情報(マイナンバーをその内容に含む個人情報)保護評価とは、特定個人情報ファイルを保有しようとする又は保有する国の行政機関や地方公共...
国税庁は令和5年7月4日に、「令和5年梅雨前線による大雨により被害を受けられた皆様へ(災害関連情報)」の告知により、災害により被害を受けた場合の申告・納税期限の延長や納税猶予等について改めて周知をしている。また令和5年8月9日現在告知されていないが、九州・沖縄地方に今も停滞を続ける台風6号による被害等についても何らかの対応がとられることが予想される。
全国の国税局・税務署の事務年度は7月1日から翌年6月30日までであり、例年、7月10日に人事異動が行われている。約1/3の職員が異動すると言われているが、意外に新体制が整うのも早く、税務調査は異動後ただちに開始される。税務調査は、どの税目も所得税の確定申告時期を除く期間に集中的に行われている。特に8~12月は税務調査の最盛期となるため、納税者は心しておきたい。
令和5年10月1日以後に終了する事業年度(課税期間)から、順次、確定申告関係書類にインボイス登録番号の記載欄が追加される。記載欄が追加される書類消費税の還付申告に関する明細書(注1)適用時期:令和5年10月1日以後に終了する課税期間から勘定科目内訳明細書
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