経営研究レポート

MJS税経システム研究所・経営システム研究会の顧問・客員研究員による中小・中堅企業の生産性向上、事業活性化など、経営に関する多彩な各種研究リポートを掲載しています。

「株式上場のためのショート・レビュー(その13)」
【サマリー】本稿から「株式上場のためのショート・レビュー」について2つ目の具体例を紹介します。今回よりゲームソフトやインターネットコンテンツの開発をしているF社が調査の対象となります。今回は2回目となります。
~骨再生材で脊髄外科手術を革新するオステオノバス~
【サマリー】CAMPFIREAngels第9号案件は医療バイオベンチャーのオステオノバス(株)米国のトレド大学発ベンチャーOsteoNovus,Inc.の100%子会社の日本法人。外国企業の日本子会社がECFで資金調達に成功した初めてのケース。脊椎外科手術等...
~ある企業の事例を題材にして~
【サマリー】コロナ禍でインターネット販売=ECに取り組む企業が急速に増加しています。しかしその多くが思うように売上を得ている状況にありません。既存の有名モールに登録するのがシンプルな方法ですが、それでは「ブランディングにならない」、「費用が高すぎると感じる」「期待したほど売れないと聞く」などの理由から自社制...
成長を持続する知識やアイデアの重要性とベンチャー支援事例
【サマリー】無形資産投資が企業の持続的価値創造、すなわちイノベーションにとって極めて重要であるということがノーベル経済学賞受賞のポール・ローマー等が立証しました。企業規模の大小にかかわらず、知識やアイデアから生み出された無形資産の権利を保護し、公正な競争を保証することが、その保有者の未来への投資インセンティ...
9月末、菅義偉首相の自民党総裁としての任期満了にともない、菅政権が幕を閉じる。この1年間の政府のコロナ対応についてはさまざまな意見があるが、菅首相がコロナ禍の只中で各分野における改革に取り組んだことは事実。実績を振り返るとともに、次期政権に求められることを考えてみたい。菅政権とコロナ禍との戦い菅首相は退陣表明後初の記者会見で、自身が総理大臣に就任してからの1年間を...
ローパフォーマーへの対応 安易な解雇やハラスメントにつながる前に
1.はじめに国内のプロ野球もシーズン終盤を迎え、両リーグとも白熱した優勝争いが繰り広げられています。日本一を争う日本シリーズに向けて、さらに白熱した勝負が続いていくことになりますが、その一方で、期待された活躍ができなかった選手に対して「戦力外通告」が行われる時期が近づいてきています。ドラフト上位で華やかにプロの世界に入りながらも、ケガや能力的な理由などにより活躍できなければ翌年以降の契約が打ち切られてし...
渋沢スピリットを持つ企業②
第1回渋沢栄一の足跡と埼玉県の渋沢栄一にちなんだ表彰制度第2回渋沢スピリットを持つ企業①第3回渋沢スピリットを持つ企業②第4回渋沢スピリットを持つ企業③第5回渋沢スピリットを持つ企業④第6回現代に見られる埼玉県の企業家精神1.はじめに本連載では、埼玉県の取り組みである「渋沢栄一賞」、「渋沢栄一ビ...
交渉学という学問
本稿の要旨交渉学という学問領域があります。いまだ新しい学問領域であり、試行錯誤を繰り返しながら発展途上にある学問であるということができます。従来は実務面から事業再生を取り上げてきましたが、今回は交渉学を中心とし、理論面から事業再生について議論を展開します。1学問とは何...
医療機関経営者が知っておくべき医療関連法規
【サマリー】医療だけではなく、介護事業など社会福祉事業なども含めて、これらの事業は人の生命にかかわることが多い事業形態です。したがって、当該事業に携わる人の資格などについては厳しい規則が定められていたり、近年は医療訴訟など裁判沙汰になるケースも多くなってきています。元来、法律とは公平や生命を守るためにありま...
読売新聞が8月上旬に実施した世論調査によれば、内閣支持率は35%で昨年9月の内閣発足以降の最低を更新、政府の新型コロナウイルス感染拡大への対応については「評価しない」が63%に。この秋の衆院選と自民党総裁選が刻一刻と迫るなか、菅義偉首相の早期退陣論がいよいよ高まってきた。窮地に立たされた菅政権内閣支持率の急落は、いうまでもなく政府の新型コロナ対応への不信感のあらわ...