2025年1月から稼働している介護サービス事業者経営情報データベースシステム(以下、データベースシステム)に関するMJS財務会計システムの新機能の説明、およびデータベースシステムに報告する際の留意事項についてご連絡します。
1.新設予定のメニュー「介護事業財務出力」の画面構成と設定方法について
画面イメージを用いた資料を作成いたしましたので、【こちら】をご参照ください。
操作方法についてより詳細な情報は、リリース時のマニュアルに記載いたします。
2.データベースシステムに報告する際の留意事項
①データベースシステムは、報告データを上書きすることが可能です。そのため、会計事務所と顧問先で両者が報告を行ってしまう状況を防ぐため、どちらが報告を行うか事前に運用を決めていただく必要があります。
②社会福祉法人のお客様は、内部取引消去を行った状態で報告する必要があります。MJS財務会計システムで社会福祉法人のオプションをご利用でない方は、システム内で内部取引消去を行いませんのでご注意ください。
③データの届出単位について法人単位、拠点単位、事業所単位のいずれかで報告するよう厚生労働省の資料には記載があります。MJS財務会計システムでの事業所・拠点の管理は、部門を前提としています。部門の採用がなく、セグメントで管理されているお客様は以下の2つの方法で「損益計算書等データ」の情報を確認してください。
・「介護事業財務出力」にて、全社単位で出力する(部門別に出力しない)
・「介護事業財務出力」を使わずに、財務報告書を使って情報を確認し直接手入力にて報告する
3.「介護事業財務出力」を利用せずに報告を行う方法について
「介護事業財務出力」は、次のシリーズが対象となります。
・ACELINK NX-Pro
対象外のシリーズをお使いのお客様や、「介護事業財務出力」のリリース前にデータベースシステムへ報告を行うお客様は、財務報告書の科目出力順序にあらかじめ厚生労働省指定の並びをパターン登録しておくことで、手入力における入力作業をスムーズに行うことが可能です。
詳細については【こちら】をご参照ください。
4.参考サイト
厚生労働省 介護サービス事業者経営情報データベースシステム