税務大学校では、今年度も11月11日から17日までの「税を考える週間」に合わせて、11月12日(火)から14日(木)までの3日間、埼玉県和光市の和光校舎で2019年度「公開講座」を開催する。同講座は、一般人を対象に、租税に関する知識の普及や納税意識を高めることを目的に1994年度から始まったもの。受講希望者は、はがき、FAXまたは同校のホームページから10月29日(火)17時までに申し込むこと。

今年で26年目を迎える今回の講座では、大学教授、税務大学校教授等を講師に、バラエティに富んだテーマで6講座が予定されている。時間は、11月12~14日の各日とも13時30分~16時45分で、1講座(90分)のみの受講も可能だ。講座の内容は、初日の12日が「国と地方の税収配分のあり方」(講師:岩崎政明明大専門職大学院法務研究科教授)、「消費税の軽減税率制度」(磯邉一茂税大総合教育部教授)。

13日は、「シェアリングエコノミー~基本的な仕組みと税制上の問題等について~」(松岡克俊税大研究部教授)、「税務署の処分に納得がいかないときはどうすればいいの?」(岡村秀直税大研究部教授)。14日は、「ボーダレス社会における税制・税務執行」(酒井克彦中大商学部教授)、「成人に対する租税リテラシー教育の重要性」(北山雅也税理士、酒井克彦中大商学部教授)となっている。

受講申込みは、郵便番号・住所、氏名(フリガナ)、連絡先(電話番号)、職業(記載は任意)及び受講希望講座を必ず記載のうえ、ハガキ・ファックスで税務大学校和光校舎公開講座担当(〒351-0195埼玉県和光市南2-3-7、FAX:048-467-1951)宛てに、10月29日(火)17時(到着分)までに申し込む。受講料は無料だが、申込期限前でも各講座は定員になり次第受付が終了となるので、早めの申込みが安心だ。

税大では、税に関する仕事や研究に携わる専門家から普段あまり税に縁のない一般納税者まで、多くの人に興味を持って聴いてもらえるように、多様な内容を設定したとして、気軽な参加を呼びかけている。なお、申込みを受け付けた場合には、開催日の約1週間前までに「御案内」を郵送するという。また、会場には駐車場がないので、来校の際には公共交通機関を利用するよう呼びかけている。

この件については↓
https://www.nta.go.jp/about/organization/ntc/kokai/index.htm

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