経営研究レポート

MJS税経システム研究所・経営システム研究会の顧問・客員研究員による中小・中堅企業の生産性向上、事業活性化など、経営に関する多彩な各種研究リポートを掲載しています。

その時間、労働時間に該当する?しない?
1.はじめに時間外労働の上限規制や賃金請求権の時効期間延長、毎年の最低賃金の改訂等により、労働時間を適正に管理しなければならない場面は年々増加しています。各地の労働基準監督署もより監督(いわゆる「立入調査」「臨検」といわれるもの)の強化を打ち出しており、実際の監督件数は平成27年以降、毎年16万件から17万件で推移しています。監督の件数の多くは「定期監督」(特に明確な疑義はないが、抜き打ちで監督するもの...
労働時間か否か(続編)
【サマリー】前回は実務上で労働時間か否か迷うケースをいくつか考察しました。研修や教育訓練の時間については「労働者...
【採用】当社には様々な職域があり、採用基準が一貫しません
毎回いろいろな企業経営者のお悩みをテーマとし、その悩みを解決する糸口を企業探検家・野長瀬裕二先生がアドバイス形式で解説していきます。筆者が見てきた様々な企業の成功例や工夫の事例、そこから見えてくる普遍的なノウハウを紹介し、各回のテーマの悩みに寄り添う情報をお伝えします。<相談内容>...
ミクロ理論経済学と交渉学
本稿の要旨ミクロ理論経済学は経済合理性仮説の下、経済学帝国主義ともいえる程の極めて強固な学問体系を誇っています。一方、交渉学は学際的かつ新しい学問体系であり、いわば未完成な学問でもあります。まったく別の学問体系ですが、事業再生をめぐる考え方には相通じる面も有しています...
~ SEO対策の外注選定と外注対応のための基礎知識~~
【サマリー】EC、Webでビジネスを始めた企業の多くはページ制作後に、SEO外注を検討する傾向にあります。製作会社やSEO業者との認識のズレが多発し、ビジネスになかなかはいっていけなかったり、ビジネスになかなかならないという例がとても多いのが現状です。本稿では、SEO外注の選定をどう考えればよいかという現実...
読売新聞社の全国世論調査によれば、発足から1年が経過した岸田政権の支持率は45%ではじめて不支持率(46%)を下回った。岸田首相は「中長期的な総合経済対策」を打ち出していくとしているが、このように政権基盤が揺らいだ状況で経済再生を成し遂げ、国内外に山積する課題を乗り越えられるのだろうか。来春の統一地方選に暗雲内閣支持率の低迷は、世界平和統一家庭連合(旧統一教会)と...
退職代行に対する企業の対応は?
1.はじめに職場のコミュニケーションが円滑にいかないことで悩んでいる経営者や経営幹部の方は多いのではないかと思います。特にコロナ禍以降テレワークが一般化したことで、リアルで顔を合わせる機会がめっきり少なくなった職場も多く、そうした職場では社員間のコミュニケーション不足により業務遂行に影響が出ているケースもあるようです。特に若い社員の中には、上司が目の前のデスクにいるにも関わらず、メールで相談や報告などを...
労働時間か否か
【サマリー】前回は労働時間とは何か、ガイドライン(「労働時間の適正な把握のために使用者が講ずべき措置に関するガイ...
中小企業のM&Aの実態(その2)
【サマリー】前回から我が国の中小企業におけるM&Aと企業価値評価の実務について解説しております。第1回は我が国の...
~憧れのスポーツ選手と語学を学ぶ、GOAL APP JAPAN ㈱~
【サマリー】憧れのプロスポーツ選手と共に語学を学ぶアプリで学習意欲が倍増最初のプロチームは、有名サッカーチームの「パリサンジェルマン」学習モデルに、著名な教育学者アリスタースミス氏が開発した「加速学習サイクル」を採用。安価な価格設定でのサブスクリプションモデ...